保護者氏名欄に書かれた名前

最近はご両親そろって入塾の申し込みに来られることが増えましたが、たいていはお母さんがお子さんを連れておいでになります。
10年以上前は、申込書の保護者氏名欄に書かれているのは特別な理由が無い限り、お父さんの名前でした。しかしここ最近は、まず間違いなくお母さんご自身の名前を書かれます。たまにお父さんの名前を書かれる方もいらっしゃいますが、ごく少数です。

10年前、初めてお母さんの名前が書かれているのを見たときは、『女手一つで育てておられるのだな、たいへんな思いをしてお月謝を払ってくださっているのかもしれないから、こちらもそのつもりで頑張らなければ』と思ったものです。しかし、その頃からでしょうか。保護者氏名欄に書かれた名前は、十中八九お母さんの名前になりました。

戦後すぐに廃止された家制度ではありましたが、戸主を中心に扶養される家族、という過去の遺物のような考え方がわたしの中では根強くありましたので、書かれたお母さんご自身の名前を見て違和感を覚えてしまいました。今でも田舎の叔母と話していると、本家だの分家だのという言葉が端々に出てくるのですから。

最近は、その違和感がなくなり、反対になんだか潔さまで感じるようになってきました。

『わたしはしっかり子どもを育てている。そしてわたしは社会の一員として生きている』と強いメッセージ性を感じるのです。

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