解法へのアプローチ

「先生、ここわかりません」
教科書に載っている相似の問題です。『こういう問題はこう考える』という代表的なパターンの問題が数題そこにはありました。
教科書には答えは載っていますが、詳しい解き方はありません。それで各学校の先生が解き方を書いたプリントを作っておられるのですが・・・

「これを読んでもわかりません」と言うので、書かれた解き方のどこからが わからないのか聞くと、「ここです」と一行目を指さしました。

あぁ、そうか、基本問題は何題も解き込んでいるのに 少し応用問題になると一行目からわらないのか。
この子に限ったことではありません。たぶん8割くらいの生徒がそうなのだと思います。

「この問題は、2段階で考えるよ。何でやと思う?」
「・・・・」
「これとこれだけ見てても、解く手がかりが無いからやで。この線と平行な線を引いてやることで、ほら、相似な三角形が見えてきたやろ?たった1本線ひくだけで知ってる形になったやろ? この問題は、これがポイント。見たことない形に1本線をひいて なじみの形にすること、やねんよ。ただやみくもにひいてもアカン。『平行線』、これをひく。ここで思い出さないとアカンのは、平行線と角の関係。基本問題で何度も出てきたやろ、あれを使うねん。ここが『平行線』の出番!! やよ」

「あー、そうかー」

学校の先生、『解き方』を書かれるとき、いきなり解法を書かずに、「この問題では、○○を使うよ。それでもわからない場合は△△を使ってみて」などと書かれると、生徒は解き方を写して丸覚えするのではなく、自力で解いてみようと思うのではないでしょうか。
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