良い子ちゃんの文章はつまらない

『わくわく文庫』の後に書いてもらっている読書マップを見ていると、

「わたしも人のためになることをしたい」、
「人を助けることができる人になりたい」、
などと 書いている子が多いように思います。

でも心底そう感じてこのような前向きな言葉を書いている子は半分もいないのではないでしょうか。

そういう歯の浮くようなことを書いている読書マップには、
ほんとうに? ほんとうにそう思った?と、わたしは赤ペンで書きいれます。

以前に、2年生の男の子が、とうてい道徳的とは言えないけれども本心だよなー、と思うようなことを書いていたことを思い出します。あまりに人の道を外れすぎていては、やはり何か性格に問題があるのではないか、と疑わなければなりませんが、この男の子が書いていたのは、自分の命を捨ててまで人を助けることは自分にはできない、という内容のものでした。
ていねいに読み取り、真剣に考えたから書ける文章だと思いました。2年生の男の子がここまでしっかり自分の気持ちを書いていることに感心しました。

こう書いておけば問題ないだろう、と思って書かれた文章は表面的でちっとも人の心を打ちません。一見 不道徳な感想のように見えても、自分の体験などと比較して深く掘り下げて書かれた文章は説得力があります。
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