本来の読書の姿

「わぁっ!」と大きな声がしたので何事かと見ると、声の主は4年生の男の子でした。『わくわく文庫』で本を読んでいるうちに感情移入が過ぎてしまって思わず声を上げたようです。
周りの子たちが不思議そうに眺めているのも知らずに、顔を紅潮させて本を読み続けています。途中で時間がきたので、読むのを止めるように言っても気が付かないくらいのめり込んでいました。
なかなか話の筋を追うことが難しい子がたくさんいる中、読書の魅力を知った幸せな子です。

子どもによって本の楽しさに気づく時は まちまちですが、読書や読み聞かせを続けるうちに必ず気に入った本に出会うはずだと思っています。
『わくわく文庫』は読まなくても聞くだけでも、言葉の海に船をこぎ出すには十分な刺激を耳から受けることができると思います。

また 速読できる子でも、ときどき1倍速で読んでいるときがあります。なぜでしょうか? 理由を聞くと素敵な話なのに早く読んでしまってはもったいない、もっと味わって読みたいということでした。

これは思ってもみない反応でした。『速読できれば試験に有利』なんて思っていたわたしでしたが、それはとってもちっぽけなことにこだわった つまらない考えなんじゃないの?とガツンとやられたように感じました。

『わくわく文庫』、もっと単純に『本を楽しむ教材』と捉えてもいいのかなぁ、と思いました。

----------

学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン










管理者にだけ表示を許可する