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自分で発見した、と思わせることがだいじです

実感算数では、『小数』の前に『分数』を習います。
小学校では『小数』が先ですね。

小数で表せない数が出てきたとき初めて分数という概念の必要性が出てくるから、先に小数を学習しておこう、というのがその理由なのかなぁ と思いますが、小数を習い始めた時期はまだ少数第一位くらいしか出てこないので、この理由はそれほど重要ではないように思います。
量が目で見てすぐにわかる分数から始めるほうが小数も理解しやすいのではないでしょうか。

3年生の女の子に折り紙を折って2分の1を作ってもらいました。次にその2分の1を半分に折って4分の1を、その4分の1を半分に折って8分の1を、そのまた8分の1を半分に折って16分の1を作ってもらったとき、「これをまた半分に折ったら何分の1ができると思う?」と聞きました。女の子はちょっと目を天井に向けて考えてから、「32分の1」と答えました。
分母の数が大きくなるにつれ どんどん折り紙は小さくなっていきます。
女の子は「もっともっと折ったら、もっともっと小さい分数ができるね。どこまで小さい分数ができるかなあ」と楽しそうに言いました。
ここだいじです。分子が1である単位分数は分母が大きくなると量は小さくなるということを この女の子はすんなり理解しました。

次回は円形折り紙を折って分数を考えてもらいます。まだこの女の子は分度器を使ったことはないと思いますが問題ないでしょう。

新しいことを教えるとき、人によりますが あまり手取り足取り教えない方がいいように思います。次もいきなり分度器を与えて角度を測らせるところから始めるつもりです。
どうすれば角度を測ることができるのか、とあれこれ考えるうちに、その方法を見つけるものです。
この前の3年生の男の子たちも360分の90は4分の1と同じだ、とすぐに気づきました。

子どもは何もできないから教えてあげなければ と思うことが、子どもの依存心をふくらませることになっているように思います。


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