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ビジネスには不向き

今日は早起きして4月から導入予定の映像教材のセミナーに行ってきました。

この教材は、日本e-Learning大賞や文部科学大臣賞を受賞しています。いわゆるカリスマ講師の授業をビデオで撮った映像教材とは違う アニメを使用した対話型教材です。

午前のセミナーの後、実際にこの教材を使われている塾を訪問し、お話を伺ってきました。
この塾には大手予備校や、大手の中学受験塾の社長が教えを乞いに来るほどの塾長がおられます。2時間余りのお話でしたが、塾長の巧みな話術のせいか全く長さを感じませんでした。
話を聞いている人の中にはこれから塾を開こうとしている人が何人もいましたが、この塾長の話は彼らが持っている不安を払拭し、塾経営をビジネスとして成功させる大きな夢を彼らに与えたようでした。どの人も塾長の言葉に大きく頷き、期待に満ちた顔をしていました。
実を言うとわたしは、塾とビジネスを同じ土俵に上げて考えることがなかなかできなくて、なんとか食べていけたらいい、というくらいでいました。
このカリスマ塾長が『うちの塾は日本一授業料が安い、うちより安い塾は無い』と言っているのを聞きながら、『いいや、ここにある、ここにある』と心の中でつぶやいていたくらいです。
確かに入ってくるものが多ければ、それだけ投資ができる、冒険ができる。子どもたちに良い教材や良い環境を与えることができる。それはわかっている。

高い授業料と言えば、昨日体験に来られたご姉弟は、現在 実感算数を別の塾で習っているそうなのですが、お母さんがおっしゃるには、同じ時間設定なのに、うちの教室の倍の授業料を払っておられるそうです。
『そんなに高いのですか』とビックリして聞き返したほどでした。

今日のセミナーは、教材の内容、というよりは、塾経営のノウハウのセミナーでした。
帰りの道々、4月からの中学生の部の授業料を思い浮かべていました。数人の中学生に対してかかる導入費用は確かにあまりにも大きい・・・。残るどころか持ち出しの方が多い。

募集をするしかないか。良い教材なのだから、押し売りをするのではないのだから。

待っていても誰も来ませんよ。と言っていた塾長の言葉が頭の中をグルグル回っています。



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