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塾はサービス業

今日もパンフレットをせっせと折り、実感算数について保護者の方々に一言書いてもらったプリントと一緒に透明の袋に入れてセッティングしていました。
ふとパンフレットに記載した月謝一覧に目が行き、引っ越す前の教室での一場面を思い出しました。

月謝袋を 「はい」と わたしに渡しながら、女の子が聞きました。
「この中に何が入ってるの?」と。
一か月分の授業料が入っていることを話すと、
「えーっ、お金いるの?ひどいなー」と言いながら彼女は口をへの字に曲げました。

店で物を買う時にお金を払うことはもちろん承知しているようでしたが、実際に手に取って見ることのできないものに対してお金を払う、ということが まだ幼いためにわからなかったのでしょう。

そう言えば先日、天王寺区の広報デザイナーを無報酬で区は雇おうとして騒動になっていましたが、大人でも・・・大人も大人、区の行政に携わっている立派な大人でも、さっきの 幼い女の子と変わりないことを考えているんだなと、呆れてしまいました。

確かに物のやりとりの無い『サービス』への対価は、明確ではなく、ロゴやシンボルマークなどのデザインはまだしも、ネーミングや曲作りのように、そのために道具や材料を特に買い揃えなくてもよい仕事に対しては、「ちょっと、ちょっと作って」くらいに思っているところが少なからずあるように思います。まだまだ日本が文化的に欧米諸国に比べると劣っている証拠、とも言えますね。


幼かった女の子も、もうすぐ6年生。あのときのことを覚えているかなあ。


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