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その子の将来を左右するかもしれない座席決め

小学校の教師をしている友だちがとても興味深い話をしてくれました。

クラスを受け持ったら一番にすることは、休み時間に全ての子と一緒に遊ぶことなのだそうです。
ドッジボールをしたり、縄跳びをしたり、鬼ごっこをしたり、花の種集めをしたり、マンガを描いたり、とにかく一カ月は全ての子とひたすら遊ぶのだそうです。
休み時間ごとにいろいろな子にかかわり続けて一カ月すると、授業中ではわからない子どもの姿が見えてくるそうです。
ボス的存在の子、マドンナ的存在の子、友達思いの子、おせっかいな子、引っ込み思案な子、ちょっと意地悪な子、乱暴な子などなど。
そして、一カ月目。友だちはこの子の隣にはこの子、というふうにペアを作って座席を決めるそうです。
そのクラスの1年が決まるほどこの座席決めは重要なのだ、と友だちは言います。

特に気になる子とペアを組ませる子は入念に選ぶそうです。
それは何故かって?
以前、当時5年生の 手が付けられない乱暴な男の子の隣に 気立ても頭も良い女の子を座らせたところ、一回も宿題をしてこなかった男の子が毎回してくるようになり、学年末の算数のテストで満点をとるほど変わったのを目の当たりに見たからだそうです。

すごい!この人にお見合いの相手を世話してもらうといいかも。ベストパートナーを選んできてくれそうですよ。

冗談はさておき、ときどき当てが外れることもあるそうですが、8割方うまくいくそうです。この人選さえ成功すれば、声を荒げずとも あとは子どもどうしが刺激し合ってクラスをいい感じに作っていくらしいのです。

ただ、これが特に上手くいくのは高学年で 男女の差を意識し始める頃なのだそうです。
学年が小さいと、まだまだ自分中心で周りを気にするにはもうしばらく時間がかかるのでしょうね。
これが中学や高校だと反対に 勉強が手に着かなくなってしまう可能性もあるかもしれませんね。

友だちの言うこの方法が有効なのは一生のうちのほんの数年なのかもしれません。
だから友だちは、この座席決めに命運を懸けるのです。

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