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平等に見える不平等

5年生の女の子が『割合』の問題をまわりくどい解き方で解いているので、少しヒントを出すと、
「あかんねん、そんな考え方。学校で習った解き方で解かんかったら、×されるねん。」
と、困ったような顔で、でも敢然と言いました。
前にもありました。この場面。この顔、この話し方。
「そう、じゃあ、テストでは学校の先生の言うとおりに書いたらいいよ。でもちょっと考えてみるのはいいでしょう?」と言って解いてもらいました。

時間も短く、間違いも少ない、しかも暗記に頼らない理にかなった解き方なのにな・・・

この地域は進学塾に通っている子が多いのですが、学びの場は学校だけという子も少なからずいるはずです。どの子にも平等に授業を進めるには、先生はこうするしかないのかもしれません。
子どもは真面目であればあるほど、学校の先生の言うとおりにしようとします。
もっと違う解き方はないかな、なんて考えようともしません。

でもわかるような気もします。
「もっと違う解き方ができる人?」なんて先生が言おうものなら、それこそ進学塾に行ってる子たちの独壇場になってしまいかねません。

一見平等に見えますが、考えるチャンスを与えられない子にとっては、不平等に思えます。

引っ越す前は教育熱のあまり高くない地域にいましたので、返って平等だったように思います。
もっと違う考え方はないかな、と問うと、みんなクイズを解くようにあれやこれやと考えていたものです。

うちの教室が 今現在 また将来、何を求められるのか、何をなすべきなのかが少し見えてきたように思います。

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