単なる暗記は非効率

「わたしの母はゆっくり歩く。ってslowを使うんですよね。」と中2生。

「いや・・・、『ゆっくり』は『歩く』を修飾してるでしょう。『歩く』は動詞やね。述語動詞を修飾するのは形容詞やった?副詞やった?」

「えっ? 国語では副詞って習いましたが・・・。」

「国語も英語も一緒よ。」

「ホントですか?」

「そらそうやろ。国語も英語も言語には違いない。」

「では、slowって、形容詞ですか?」

「そうそう。slow starterって聞いたことない?」

「ゆっくりスタートする人ですか?」

「うーんと、まぁそういうことやけど、なかなかちゃっちゃと始められへん人、腰の重い人ってこと。starterは名詞なので名詞を修飾するslowは形容詞。では問題にもどるけど、『ゆっくり歩く』の『ゆっくり』は副詞ということはわかったね。ではslowの副詞は何でしょうか?」

「・・・。わかりません。」

「slowに ly をつけると副詞になるよ。weekly とか、dailyとかは聞いたことがあるでしょ。じゃぁ答えはどうなる?」

「My mother walks slowly.」

「はい、正解。」

高校に入って英単語をおぼえるとき、初めて形容詞、副詞、他動詞、自動詞・・・などなどを気にするようになりました。
中学の英語の先生はそんなことは教えてくれなかったので、高校に入って習うことは衝撃的なことばかりでした。
もっと早くに知っていれば、単なる暗記で終わることもなかったのに、意味を理解して暗記するほうが効率はずっと良かったはずなのに、と中学時代の先生をちょっと恨んだりしたものです。

英語だけに限りません。全ての教科で意味を理解して覚える方が、覚えやすく忘れにくい。
生徒たちには「なぜそうなるのか」と常に考えて意味を理解する勉強をしてほしいと思っています。




学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン








管理者にだけ表示を許可する