算数が好きな子

あめを何人かの子どもに分けるのに、一人に3個ずつ分けると5個あまり、4個ずつ分けると2個たりません。あめの個数と子どもの数をそれぞれ求めなさい。

この過不足算を解こうとしていた5年生の女の子。
この子は中学受験はしませんが、算数が大好きな子です。

概念から考えたり、面積図をかいて考えたりと、いつものように楽しそうに解こうとしていましたが、今日は今一つピンと来ないようでしたので、この子なら理解できるだろうと、方程式で解く方法を伝えました。この子には『教える』ではなくいつも『伝える』に留めています。

「一人に3個ずつ分けると5個あまる。子どもの数を□人とすると、もともとのあめの数はいくつになる?式はどうなるかな。」
「3×□+5でしょう。」とあっさり答える。
「うんうん、もう一つ あめの数がわかる式も作ることできる?」
「4個ずつ分けると2個たりないから、4×□-2でいいの?」
「そうそう。どっちももともとのあめの数だよね。」
「あー、わかった。二つの式が同じ数になるから、=でつなぐことができる。」
「すごいね。式を書いてみて。」
「3×□+5=4×□-2 ・・・どうやって解こう。」
天秤の図を描いて左の皿に□を3個と数字の5を 右の皿に□を4個と-2 と書きました。-2は難しいかな、と思いましたが、とりあえず書いて女の子の反応をみました。
「天秤の左の皿から□を3つ取って、右の皿の□も3つ取ると、5=□-2 になったよ。・・・ということは□は7。ということは子どもの数は7人ということか。あめの数は・・・どっちの式に7を入れてもいいんよね。ということは3×7+5で26個か。おもしろいわー。楽しいわー!!!」
家で続きの問題も解いてくるわ、と 満足そうにニコニコしながら帰っていきました。

正負の数を習っていなくても量感があれば方程式でも解けてしまうのだなぁ。
中学受験の算数の問題はパターン化した独特の方法で解くことが多いのですが、受験をしない子にはそんな型を使って教える必要は無いなぁと思いました。





学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン





管理者にだけ表示を許可する