「満月はいつも玉造駅の方角に出ますよね。三日月はいつも谷六の方ですよね。」と5年生。
「それは月を見る時間に関係するので、いつもその方向ということは言えないよ。多分、○○くんが月を見ているのは夜の7時か8時くらいなんと違う?」
「あぁ、そうかな。うん、そうです。ここの帰りに見ることが多いのでそんな時間になると思います。」
「朝に近い時間の満月は谷六の方に出てると思うよ。
「へぇ、そうなんですか?」
「太陽の位置でだいたいの時間がわかるのは知ってるやろ? 月の形と位置で やっぱりだいたいの時間はわかるねんよ。」
「そんなん初めて聞いた。面白いですね。」
「そう。面白いやろ? 何でそうなるのかもっと知りたいと思うやろ?」
「はい。思います。」
「『知りたいー!!』と思ってする勉強は身に着くよ。」
「先生、うまいこと『誘導』するなあ。」
「君もうまいこと言うやん。」
昨日、中3の子が天体の問題と格闘していました。
明後日 入試。まさにこの粛々と問題を解く日は一旦終わります。 あっという間だったねー。
学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン