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にくいね

「この問題集好きやわー!! ほら、間違えた問題はこのページに戻るって書いてあるでしょう。心憎い配慮やね。」

「先生、ほめてるの? けなしてるの?」

「えっ? ほめてるねんよ。なんで?」

「心憎いって、憎いって言うてたやん。」

「あぁー、そうかぁ、聞いたことない? ほら、コマーシャルで杏さんが『憎いね三菱』って言ってるけど、聞いたことないかなぁ?」

「言うてたような気もするけど、忘れた。」

覚えておかなければならない古文単語でもあるよね。この『心憎し』。奥ゆかしい、心惹かれるなどポジティブな意味と、恐ろしい、怪しいなどのネガティブな意味を合わせ持つ単語です。

発音は同じでも現在とは全く違う意味の古文単語が多いので悩みますね。
『さうざうし(そうぞうし)』などはその典型例。『騒騒し』ではなく、『寂寂し』という漢字を充て、寂しいとか物足りないという意味になるのだそうです。

「古文単語覚えるのしんどい!」 うむ確かに。
受験が終わったらゆっくり楽しんでみるのも趣があるのではないでしょうか、って、そんなやつおるか!?

あなかしこあなかしこ







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