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ある意味 天才なのかも

計算は苦手でも、パズルなどの図形問題は大好き、という子をときどき見かけます。
数えたことはないのですが、計算派の5分の1くらいでしょうか。
図形派は少ないように思います。ここで言う図形派とは、計算が苦手だけど、図形ならわかるかも、という どちらかと言うと、というものではありません。

もう20年も前になりますが、漢字を下から書き上げる男の子がいました。筆順て何ですか? という具合に。 
最後まで見ていないと何という漢字を書いているのかわからないほどで絵を描いているのかと思っていると、書き上げたものは字だった、という驚くべき男の子でした。
計算も教えても教えても賽の河原、お母さんの『この子の頭の中を見てみたいわ』という言葉を何度聞いたことでしょう。
そんな変わった男の子でしたが、正五角形を誰にも教えてもらうことなくコンパスと定規だけで作図したり、全ての正多面体を予備知識なしで作ったり、中学入試の立方体の断面図の難問をいとも簡単に解いたり、と図形問題は神憑ったように嬉々として解く子でした。
完全に右脳上位ですね。この子は中学卒業後、伝統工芸の職に就き今では出世頭の一人です。

去年、お母さんに連れられて教室にやってきた男の子。初めて見たときに、どこかで会ったことがあるぞ、と思ったのですが、教え始めてすぐに先に書いた図形大好き少年に似ていることに気づきました。
この子も計算は苦手ですが、図形は大好きな男の子です。絵もすばらしく上手で、プリントの端に描いたいたずら書きを見つけたときは 叱らなければならないのに、思わず褒めてしまったくらいの腕前です。
その子が今月いっぱいで教室をやめると、朝 連絡が入りました。「どうしても勉強が好きになれないので・・・」ということでした。今度は『ロボットを作る教室』に通うそうです。うん、それならいいかも。
今日その男の子が教室に来たときに、「もうやめちゃうんだね」と言うと、「ときどき来てもいい?」とちょっと不安そうに聞いてきました。「もちろん、いいよ!」と答えると、いつもの可愛らしい笑顔を見せてくれました。

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