不向きな仕事

仕入れ値や定価、売値、利益などを求める問題を解いている中1生たちを見ていて、もうすっかり忘れかけていた昔の一場面を鮮明に思い出しました。

以前に、派遣の仕事に応募してくる人の面接をするバイトをしたことがありました。
一応、常識程度の知識があるかどうかペーパーテストを受けてもらってから口頭で質問をして問題が無ければ一次選考通過とする、という流れでした。

もちろんバイトが面接するくらいですから、これだけで採用が決まるというものではなく、最初のふるいをかける役割を果たせばよいというものでした。
働き始めてすぐ、わたしなんてものは面接官にはホトホト向いていないと思い知ることになるのですが・・・。

先に話したペーパーテストは無意味なくらいに、ほとんどの人は解けません。
なんで中学レベルの数学の問題を出題するのか訳が分かりませんでした。
数学だけではありません。英語の問題もありましたし地理もありました。
試験を受けている人は皆 時間を持て余しているようでした。
その後の面接では、どの人も「全然解けませんでした。」と頭をかいたり汗をかいたり。
よい歳の大人を困らせて これは単なる意地悪ではないかとさえ思うのでした。

口頭の面接では、一生懸命に自己アピールをする人や、現在の経済状況を涙ながらに話す人など、どの人も必死なので、わたしは余程でない限り一次通過の判を押してしまうのでした。

「心理カウンセラーを雇ったつもりはない!!」と上の人から叱られる始末。
そりゃそうでしょう。一番不向きな仕事だったと思います。



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