読書感想文をなかなか書けない子には

読書感想文がぽつぽつ仕上がってきています。
今年の感想文は、判で押したような作文は少なく、独自の視点で書かれているので、読んでいても面白いですよ。
大人は、「この本の感想ならこういう具合になるはずだ。ここに主眼を置くはずだ。」と判断して、知らず知らずのうちに、大人が思っていることに近づけるように子どもを操作しがちです。
今回はそうならないように極力気をつけて指導は言葉の間違いを直す程度に留めました。

そうは言っても、放っておくとたいていの子どもたちは 『あらすじ文』を延々と書いてしまいます。
『感想文』を書かせるには、まず読書マップの印象に残った場面や言葉に目を向けさせて、それは良い印象なのか悪い印象なのかを書かせます。そしてなぜそう思ったのか身近な例からその理由を引っ張り出すようにアドバイスをします。
それでも書きにくい子には、登場人物の誰に自分は似ているか、またどこが似ているのか。
それでも書けない子には、前に読んだ本で似ている本はなかったか、あれば どこが似ているのか。違いはどこか。
・・・まだまだ書けない子には、この物語は好きか嫌いか、どの場面が好きか、嫌いならどこをどう直せば好きになるのか、を考えさせると、原稿用紙2枚くらいなら文字が埋まるようです。

読書前と読書後で、自分の気持ちがどう変わったかを書くことができれば一番いいのですが、それを要求するとハードルは上がってしまいます。
まずは自分の気持ちに向き合って、飾らずに 隠れている自分の正直な気持ちを引き出すことから始めるのが良さそうですよ。

----------

学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン

管理者にだけ表示を許可する