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聞き取り能力を保つには

情報収集をするときに使うのは、主に目でしょうか? それとも耳でしょうか?

改めて聞かれると、即座に答えることができる人は、そう多くないように思います。
わたしの場合は、ほとんどが目からの情報だと即答できるのですが・・・。

能力開発系のプリントで、聞き取り問題があります。わたしが読みあげるプリントを、子どもたちはメモを取らずに聞き、答えていくのですが、これがけっこう複雑で、読みあげる側もサラッと読んだだけでは答えが出てこない問題も多く、わたしなどは、できることなら避けて通りたいと思うところです。

それなのに多くの子どもたちはいとも簡単に答えていきます。それもほとんどまちがうことなく。これは苦手な者からすれば本当に「不思議な現象」と言ってもよいような気さえします。

あるとき、チラと見ると6年生の子が簡単なメモを取りながら聞き、答えを書いていました。5年生の子も同様にメモらしきものを書いていました。低学年の子は文字を書くスピードが遅いからなのか、それともメモを取るということに気がまわらないからなのか、はたまた、メモを取る必要性を感じていないのか、多くの小さい子が涼しい顔をして聞き終わるとすぐにいきなり答えを書いていきます。

これはまだ文字をうまく読みとれず、お母さんの話を一心に聞き取ろうとしていた頃のなごりなのではないか、と勝手に想像したくなるくらいです。現に高学年の子には不人気なプリントなのですから。

テレビのバラエティ番組でさえ、字幕が流れますね。「ハイ、ここ笑うところですよ!」と言わんばかりに。
知らず知らずのうちに聞き取りの能力が落ちてきているのかな、と思います。

むかーしに、ラジオドラマを聞くことを楽しみにしていた頃がありました。そんな機会が減ってきたのは、個々の生活ペースがあわただしいものになってきたことも一因するのかもしれません。

子どもたちの聞き取り能力を保つヒントがここにあるように思います。

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