2012年06月 の記事一覧

ノスタルジー

「あっ、先生、今日も花柄のブラウス!好きなの?」
「・・・小さい頃、母親がよく作ってくれたからかな、花柄のブラウスを」

母親は、ほとんど毎日 わたしたち姉妹の服を作っていたように思います。
どれも手の込んだものばかりでした。
柄の無い生地で作ったときは、必ず刺繍をしてくれました。

子どもたちと話していると、
アイロンをあてたときの柔らかい匂いが、鼻先をかすめたように感じました。
それと同時に、いつまでも付いてくる長い影法師を見ながら、
今日と変わりのない明日が来ると疑いもしなかった無邪気な時代が
懐かしく思い出されました。