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カテゴリ:教室の一日 の記事一覧

心強い助っ人

先日から月数回になりますが今春大学に進んだ卒業生、
HIROTOくん(姓名が独り歩きしないよう、かと言って呼び名がなくては話しにくいので名前だけ書いています)
に来てもらっています。

現在私立中学3年生の生徒の学習が高校範囲に入ったため、
大学入試を見据えた指導が必要になったこと。
また中学生全員のモチベーションアップにつながる刺激が欲しかったことなど
生徒たちへの良い影響を望んで彼に来てもらうことにしました。
それだけでなくコロナ禍のような不測の事態に遭遇したときに人手があると、
わたし自身心穏やかで居られることが何よりです。
また、HIROTOくんと直接顔を合わせることがない小学生たちにも余裕を持って接することができ、
教室の雰囲気もより明るくなると思っています。

19日の日曜日に、定期テスト対策として希望する生徒が自学自習できるよう教室を開けた際、
HIROTOくんにも手伝ってもらいました。
この日に直接彼から指導を受けた生徒は2人でしたが、
HIROTOくんが高校時代に解きこんでボロボロになった青チャート(大学受験数学のための王道の問題集)を見た子たちは
皆驚きの声を上げていました。
その感嘆の声の後、問題集を指さしながら彼は「これ30周しました。」と言ったのですが、
どういうこと? と皆ぽかんとしていたので、
「この問題集を30回解いた、と言うことやで。3回とちゃうで!」と横からわたしは付け加えました。
もう皆『感嘆の声』も出ない、敬服した表情でただただHIROTOくんを見つめるばかりでした。

まさにわたしはこの瞬間を望んでいたのだと思います。
論より証拠、このボロボロの青チャートや英単語集、それよりなによりHIROTOくんのその存在が、
いかに勉強しなければならないのかという100の言葉を凌駕すると思いました。

幼稚園のときから見てきたHIROTOくんです。
幾多の困難を自力で乗り越えてきた彼なので、
よき先輩よきお兄さんとして学習指導だけでなく悩みごとの相談にも乗ってくれると思います。
またHIROTOくんにとっても生徒指導をすることで人間としての器がより大きくなるでしょう。
みんなで良い刺激を与えあい、より大きく成長できることを日々祈っています。



学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン




大阪府立高校入試、終わった直後に勉強する見上げた生徒

昨日は入試が終わって、解放感に浸りたいのだけれども、結果が気になるので浸りきれない ちょっと宙ぶらりんな中3生たち(じゃないな、今日卒業したのだから)が速読速聴をしに来ました。

テストが済んですぐに、「英語と国語がめちゃくちゃ難しかったです。何を聞かれてるのかわからんかった。問題の傾向も変わっていました。英語の問題量は減っていたんですが、内容がとにかく難しかった。」と電話で聞いていたので、入試問題の内容については特に触れなかったのですが。
「入試問題、新聞で見た? ここにあるよ。見るかい?」と聞くと、
「いえ、いいです。いいです。」と、ブンブンと首を横に振る子、唇を真横に引いて目を丸く見開く子、その様子を見ながらにやにやする子。
そうだよね。今はまだ見たくないよね。
数学C問題は昨年と同じくらいでそれほど難しくはなかったようです。理科と社会も簡単だったようなので、今回の入試は英語と国語がキーになるかも。

前回書いた国語が得意な男の子は、「ぼく、3年後にターゲットを絞りました。」と言いながら、早くも高校数学の問題集を開いて解き始めました。
隣にいた中2生が、「いつまでラフラーンに通うん?」と、聞くと、
「高校3年終わるまで。」と。
「えー、何年通うん?」
初めて教室に来たときに、ベレー帽と つりズボンの幼稚園の制服姿だったので、あと3年通って来るとなると、13年 ! ワオ!

長いお付き合い、よろしくお願いします。




学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン











定期テスト対策

「わぁ、お菓子いっぱいやなぁ。」と、3年生の男の子。

「そう、今日 明日 明後日と3日連続で中学生たちがテスト勉強しに来るからね。」

「3日連続!? 祭りみたいやな。」

「ははは、祭りか、長時間勉強するから しんどいんよ。だから休憩のときにお菓子を食べるんよ。」

「いいな、やっぱ祭りや!」

祭り、・・・うまいこと言うなぁ。
クーラーをかけないと暑くて暑くて息苦しいくらい! 狭い教室で湯気がたちそうな熱気の中学生たちは金魚鉢の金魚みたい。
あっ、やっぱり祭りやなぁ。




学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン




みずみずしい感性


何度も見に来てくださった方々、すみません。

わたしはどうも2つ以上のことを同時進行させるのが苦手なようです。いかんなぁ、こんなことでは。。。





昨日の体験学習に来られた小1生。

リンゴ3個とバナナ2本を合わせると、いくつ? の問題に、少し考えてから、
「『かわ』はむく?」と、言いました。
「え? かわ?」と、わたし。
「うん、リンゴの『かわ』は むかなくてもいいか。。。でもバナナの『かわ』はむくよな。」
「ああ、皮、ね。 ・・・うーん、皮は・・・」
「水は?」
「え? 水?」
「うん、水を入れるかどうかで、答えは変わるなぁ。」
「え? 入れるとどうなるの?」
「飲める人数が増える。でも味は薄くなる。牛乳があればいいな。。。」

ややや、スムージー? ミックスジュース?
算数の問題なんだけど。
隣で黙って見ておられたお母さんが、困ったような顔をされました。

でも、素敵だなぁ。彼の感性。この感性を保ったまま大きくなってほしいと思いました。







学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン
















ばつが悪い の例

いろいろ書きたいこともあったのですが・・・
月1回のペースになりつつあります(*゚ェ゚*)

この前の金曜日のこと。

「『ばつが悪い』ってどういうことですか。」と中3生。

うーん、何かわかりやすいたとえはないかなーと考えていると、そばでやり取りを聞いていた小3の男の子が、
「友だちの家で冷蔵庫を開けてるところを 家の人に見られたとき、・・・とか?」と言いました。

「うわーっ、それは ばつが悪いなぁー!! ぴったりの例をありがとう。ほんと これ以上わかりやすい例はないわ。」と、わたし。
これには中3生も苦笑いしながら ばつが悪そう。

この小3の男の子、これは想像上の例? 体験からの例?
そこは聞きませんでしたが



また ゆるゆると書いていきますので、ときどき覗いてやってくださいね。
よろしくお願いします。






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