カテゴリ:読みとくメソッド ことばの学校 の記事一覧

これは中学生におすすめの『小川洋子』

小川洋子さんの『博士が愛した数式』を速読速聴で読み始めた女の子が、「読みやすいよ。おもしろい。」と言っていました。
ついこの前に小川洋子さんの例の短編集の話を書きましたが、女の子が読んだこの本は長編です。
映画にもなったので覚えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

わたしの母はアルツハイマー型認知症でした。病状が初期の頃の母の言動と博士のそれとに似通ったところがあり、とても他人事には思えず せつない思いでこの本を読んだ記憶があります。
母の話は以前にもしたことがあるので、この辺にして、と。

この『博士が愛した数式』は前回の記事にも書いた『読解力特化』の物語文にも3回にわたり出題されています。
お手伝いさんとか、博士とか、脳の損傷による記憶障害とか、身近ではないけれども中学生でも理解できなくはない内容であり、題名にもあるように数式が頻繁に出てくることも中学生たちにとってはタイムリーに感じられるのか、抵抗なく読み進めることができるようです。

小川洋子さんの本はおもしろい、と感じた子たちが、例の『はじめての文学 小川洋子』に手が伸びるのは必然。
割り切って考えるときかなあ。





学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン





入試問題によくでる本

速読速聴だけのために教室に来てくれている中3生のお母さんから、

『志望校の過去問に、ラフラーンで読んでいる本からたくさん出題されている、と(息子は)喜んでおりました。』

とメールをもらいました。

初めて目にした場合、論説文は特に書かれている内容が具体的なイメージとして頭に浮かびにくいものですが、一度音声を伴って読んでいる文章はトレースしやすく初対面の緊張感でガチガチになることもありません。余裕を持って問題を読むことができます。

入試問題にも著作権がからむので、どうしても同じ本や同じ著者のものから出題される傾向があるのでしょうね。
速読速聴『ことばの学校』で揃えている評論文や小説はそのよく出題されるものばかりです。
中学生にはそれらの本を必ず2巡するように指導していこうと思っています。





学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

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確かフランス映画になりましたよね。

『はじめての文学 小川洋子』が届きました。
速読速聴で子どもたちに読んでもらう本がこれでほぼ揃いました。

小川洋子さんの書く物語は言葉に音色や温度・触感が感じられ、どこか夢の中の話のようでとっても好きです。しかしこの本は・・・。『はじめての文学』と銘打ってあるので中学生辺りに向けて書かれた本なのかと思っていましたが・・・。これはハードルが高いぞ!! 5つの短編からなるこの本、『薬指の標本』が入っている! わたしはこの話が怖くて怖くて!

先日の記事の小咄なんて小学4年生はおろか中学生でも理解できなかったのに、『初めての文学 小川洋子』のシュールな世界観を理解できる子はいるのだろうか。
特に『薬指の標本』は淡々とした(わたしは濃密に思えるが)性描写もあり うちの教室の子ども子どもした中学生たちはどのようにこの本を捉えるのか ちょっと心配な気もするのです。

ううむ、どうしたものか、この本を本棚に並べるべきかどうか。悩ましい問題だ。






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同義語はいっぺんに覚えよう。

4年生の男の子が速読速聴の後、言葉シートに取り組んでいました。

「『ひょうきん』て何やろ?」
「その言葉の前後を読み返して考えてみて。」

「はい・・・。当てはまらないものを消していったら、この『こっけいな様子』っていうのが残ったけど・・・、『こっけい』って何やろ?」
「ふんふん、どうやらそれが正解らしいね。そこで○つけて終わったらもったいないから辞書で調べてみて。」

「はい。えーと、あー、おちょけることか。ぼくのことや。」
「そうそう。そこに書いてある『おどける』って言葉も一緒に覚えときや。」
「わおっ、3つもいっぺんに『おちょける』言葉出てきたー!!」

『オレたちひょうきん族』って番組が昔ありましたね。バブル期に入るちょっと前。
懐かしー(^∇^)




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主権者教育

『清水義則のイッキによめる ! 学校よりおもしろい社会』を速読速聴で読んでいた4年生の女の子にどんな話だったか聞きました。
今日届いたばかりのこの本を箱から出してそのまま書棚に慌てて収めたのでチラッとも読んでいなかったんです。

女の子は、「初めて読んだわ、こういう本。今まで考えたこともなかったことが書かれていて、ああ、そういうふうに考えるのか、って思った。先生と生徒の対話で話が進むのも良かった。わたしが疑問に思ったことは、生徒が質問していてね、その質問に先生が答えてたのでよくわかった。声もね、先生と生徒たちの声が違ってたので、それも良かったよ。自分も教室で先生の話を聞いている感じがしたから。」
凄いでしょう。完璧な答え方でしょう。この4年生の女の子。

選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたので、明日の投票場はいつもより若やいだ雰囲気になるのでしょうか。
主権者教育はこの女の子くらいの年代から始めた方が良いかもしれませんね。





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