カテゴリ:わくわく文庫 の記事一覧

悩みました。

7月から速読速聴教材を替えることにしました。

『わくわく文庫』を導入してから、子どもたちの国語力はグッと上がったと思っています。
コスモトピアの皆さんには陰になり日向になりずいぶんと助けていただきました。

今回『わくわく文庫』をやめるにあたり本当にそれでよいのか、と日々自問自答してきました。
これほどよくしてくださったコスモトピアの方々に後ろ足で砂をかけるようなことが、簡単にできるはずがありません。

悩みました。
悩んだ結果、速読速聴だけのために教室に来ている中学生の要望に応えてやりたくて、論説文が充実した教材に替えてみることにしました。

しばらくこれで頑張ってみようと思います。



学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン

4コマ漫画の成果

わくわく文庫の読後、子どもたちに4コマ漫画を描いてもらうこともあると前に書きましたが、今日はその4コマ漫画をイメージしながらあらすじ文を書いてもらいました。

単にあらすじを書いてね、と言うだけだと重要な場面もそうでない場面も同じ重さで つらつらと書く子が多いのですね。ところが4コマ漫画を描くつもりであらすじを書くように言うと、たいていの子が要点を落とすことなくうまくまとめることができました。
4コマを接続詞を使ってつなげると、立派なあらすじ文ができましたよ。

最初は何も書けなくて泣きそうになっていた子も、半年くらいかかりましたが原稿用紙を渡されても嫌な顔をしなくなりました。日によって波はありますが、わかりやすい文章を書き始めています。どんどん成長していく子たちに感心する毎日です。

学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン

読めるようになるから!!

『まあ、なんてきれいなの、あのばら色の雪! わーい、あの上の岩、あそこ、ばらでいっぱい! ほら! あっ、灰色になる! ああ! ああ! みんな消えちゃった! みんな、消えちゃったわ、ペーター!』
山と山の間に夕陽が沈むのを初めて見たハイジの言葉です。

「先生、この文章、何を言ってるのかよくわからないんです。」と中二生くん。
「ばらでいっぱい、って書いてあるけど、本当にばらの花が咲いていると思う?」
「いや、よくわからない。」
「夕陽が沈むところを見たことある?沈む直前 空が赤く、そうローズピンクに染まって、あーっ、日が沈むーって瞬間よ。これ。刻一刻と空の色が変わる。本当にばらの花でいっぱいなのではないよ。ハイジの言葉以外でも『夕陽で空が真っ赤だ』なんて書いていないでしょう? 何でやと思う? 読む人に想像の余地を与えるためだよ。『夕陽が赤い』なんてストレートに書くような人は芥川賞はとれないよ。」
「なるほど。・・・ぼく、何か月たったら読めるようになりますか?書いてあることがわかるようになりますか?小さい時から本を自分から読んだことがなかったんです。読みたいと思わなかった。」
「読み続けていくうちに読めるようになってくるよ。君の場合は、文学を楽しむ、と言うよりもきっと論理的に読むほうが得意かもしれないから、『なぜこの言葉を使っているのだろう』と考えながら読むようにするといいかもしれないよ。大丈夫。これを続けていこう。きっと読めるようになるから。」

真面目な子です。数学や英語は中学でもトップクラスなのだそうです。
1年後、『わくわく文庫』やって良かった―!!って言ってくれるといいなぁ、と心から思います。

学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン

本の魅力を知ってほしいなぁ

「本が大嫌いなんです。」とニューフェイスの中二生くん。
「もったいないよー!! 人間に生まれたのに。どうして?」
「文章と場面が一致しないって言うか・・・。」
「話に入り込めないんかな?」
「はい、そう、それ、そうなんです。」
「だれでも人生は一回。たとえどんなに波瀾万丈な人生を送ったとしても、そうそういろんな体験をすることは難しいよね。でもね、本を読むことで追体験っていうねんけど・・・、他人の体験を 本を通して自分の体験として捉えること、この追体験ができるのよ。たくさん本を読んだ人はそれだけ追体験も多い。わたしの叔母はいつもいつも本を読んでたの。旅行も行かず、おしゃれもせず、美味しいものを食べ歩くこともせず。この人、何が楽しいんやろ、って若い時は思ってたわ。でもね、年をとってわかった。叔母は本の中でいっぱいいろんなところに行って、いろんな人に会って、いろんなことを考えていたんやね。豊かな人生なんやなぁ、って。君はまだまだ若いもんね。実体験の中で生きているからわからんかもしれんけど、本はそれほど素晴らしいものなんよ。」

目を逸らすことなく、じっと私の話を聞いていたこの男の子でしたが、聞き終わると、手に持っていた本に目を落とし表紙をそっと撫でました。


学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン

うまいでしょう!!

4コマ漫画を描くようになって、本の内容をしっかり理解できるようになってきた2年生の男の子。

回数を重ねるたびに絵もうまくなってきました。

視点が場面ごとに変わっています。まるで映画を撮るときのカメラワークのようでしょう

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学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン