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カテゴリ:国語 の記事一覧

国語の読解問題を解くには

「それってあなたの感想ですよね」
が一昨年小学生流行語の1位になったことはまだ記憶に新しいですね。

まさにこの『それってあなたの‥‥』は読解問題を解くカギになる言葉なのです。

まだまだ経験が少ない子どもが読解問題を読んだとき、
書かれている具体例に引きずられて作者の主張に辿り着けいないことがよく起こります。

主張理解の補助としての具体例なのに人生経験の少なさゆえ、
具体例に少しでも知っていることが書かれているとそこに目がいってしまうのでしょう。
ましてや具体例に普段から興味のあることが書かれているとなると、
主張部分は完全に隠れてしまうのは想像に難くありません。

また、『本の読み方』(平野啓一郎著)で平野さんは、
読解問題を解く際に、問題に使用されている著者の文章の理解ではなく、
問題制作者が著者の言葉を通して何を問うているのか、と考えるようにしたらテストの点数が上がった、
と書いておられます。
つまり問題制作者は受験者にどういう答えを期待しているのか、
と徹底して制作者の視点でテスト問題を読んでいくと、何を答えるべきかが明確になるということです。

まさに他者意識。これが育っていないと、
浅く狭い知識理解をベースに自己中心的に問題を解くことになるので
正答に辿り着くのは果てしなく難しくなるのだと思います。

『人生経験』は生きている限り増えていきますが、
中学入試・高校入試・大学入試、と次々にイベントが襲ってくるので余り悠長なことは言っていられませんね。

でも本を読むことで擬似体験はいくらでもできます。
無人島に漂着することも、義足を作ることも、旅館を経営することも、、、
本の中なら主人公たちと気持ちを一つにすることができます。

寒さがひと段落して外出の機会も増えると思いますが、本を楽しむ時間も特に子どもたちにはとってほしいと思っています。




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なかなか難しいね。

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ノーヒントで4つとも正解した子はいません。
6年生の男の子が辞書を駆使して なんとか解きました。




答え
↓ 数字の後ろをドラッグしてください。

(1).
(2).
(3).
(4).

スマホの方は















(1). 交
(2). 通
(3). 安
(4). 全



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難しい言葉

国語の読解問題を解いていた5年生。

「『敬虔な気持ち』ってどういう気持ちですか?」

「難しい言葉やね。聞いたことない?」

「『経験』ならわかりますが。」

「うーんそうか・・・。『厳かな気持ち』・・・って言うか。」

「厳か? わかりません。」

「うーんと・・・、教会・・・って行ったことないかな。」

「はい、ありません。」

「じゃぁ・・・神社は・・・、いや、これはアカンな。今は夏祭りで敬虔な気持ちには程遠いな。ああ、お寺のお堂に入ったとき、がらっと外の空気と違う、と感じたことは無いかな。」

「ありません。」

「そうか・・・。思わず手を合わせたくなるような、そんな雰囲気を感じたこと無い?」

「ない。」

「まっ・・・そうやろな。」

難しいですね。いくら言葉を尽くしてわからせようとしても、肌で感じないと理解できない言葉ってたくさんあります。
もう少し人生経験を積んでからなら簡単に解ける問題も多いでしょうね。

でも入試は待ってはくれないのだなぁ。





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にくいね

「この問題集好きやわー!! ほら、間違えた問題はこのページに戻るって書いてあるでしょう。心憎い配慮やね。」

「先生、ほめてるの? けなしてるの?」

「えっ? ほめてるねんよ。なんで?」

「心憎いって、憎いって言うてたやん。」

「あぁー、そうかぁ、聞いたことない? ほら、コマーシャルで杏さんが『憎いね三菱』って言ってるけど、聞いたことないかなぁ?」

「言うてたような気もするけど、忘れた。」

覚えておかなければならない古文単語でもあるよね。この『心憎し』。奥ゆかしい、心惹かれるなどポジティブな意味と、恐ろしい、怪しいなどのネガティブな意味を合わせ持つ単語です。

発音は同じでも現在とは全く違う意味の古文単語が多いので悩みますね。
『さうざうし(そうぞうし)』などはその典型例。『騒騒し』ではなく、『寂寂し』という漢字を充て、寂しいとか物足りないという意味になるのだそうです。

「古文単語覚えるのしんどい!」 うむ確かに。
受験が終わったらゆっくり楽しんでみるのも趣があるのではないでしょうか、って、そんなやつおるか!?

あなかしこあなかしこ







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成長する思考力 読解力特化

学林舎の北岡さんから今月7日に発刊されたばかりの『成長する思考力 読解力特化』の検討用見本が送られてきました。
この会社の教材作りのコンセプトは、僭越ながらわたしの考えるところと とても似ていると感じています。

時間に追われ思考停止状態にある子どもたちに思考する時間を与えたいという思いには、わたしもわたしも、と手を叩きたくなるほど共感しています。

・・・しかしながら、この『思考する時間を与える』というのは口で言うほど簡単なものではありません。指導する側に並大抵ではない根気力が求められます。
機械的にテストで点数を上げるスキルを教え込むほうが どれだけ容易いことか。

でも・・・この教材使ってみたい。まだ時間に余裕のある中1のこの時期なら頑張れるかも。

それほどページ数は多くはないけれど1冊仕上げるのに時間はかかるかもしれない。
でも仕上げることができれば、読解力はつくと思います。

わたしの根気力が子どもたちの読解力を底上げするのであれば、頑張るしかないでしょう。




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