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カテゴリ:英語 の記事一覧

YOM-TOX おすすめです。(10月の教室だよりから)

わー!もう10月です !
半年もブログから離れてしまっていました。
先日懇意の教材業者の方から、「先生、お元気ですか。入院されてるのかと心配していました。」と電話をいただきました。
夏の暑さには まいりましたが、元気にしています。


10月の教室だよりにYOM-TOXについて書きましたので、こちらにも載せておこうと思います。


YOM-TOXでは、オックスフォードリーディングツリーという英語の絵本のシリーズを順々に音声動画を視聴しながら読み解いていきます。
読書の前後に解くワークブックを併用することで、読み流すことなくその1冊で学ぶ内容をしっかり理解できるように作られています。

最初は言われるままに導入した教材でしたが、2年間使ってみてその完成度の高さを指導するたびに感じるようになりました。

特に読本には普段ないがしろにされがちな前置詞の使い分けが無意識のうちに身につくようなしかけが初期段階から出てきます。

先日4年生の男の子が前置詞のintoを見て、「中に入っていくイメージやな。」と動詞の意味が分からないのに大体の意味を捉えていたのには驚きました。

付属のワークブックでも繰り返し前置詞のイメージが図で現されているので記憶に残りやすいのだと思います。

中学では不定詞や動名詞・関係代名詞などいくつもの文法事項を学びますが、前置詞については特に取り立てて習うことがないためか、そこに意識が向く子は少ないように感じています。

また、厳選されそぎ落とされた英文と、最後のページの気の利いたオチにも毎回感心しています。

読み手と同年代の子どもたちやその家族が毎回繰り広げるドタバタ劇も、まるでルーシー・ショー(古すぎてわからないかも)を見ているようで懐かしくもあります。

何より、西洋の文化や普段の生活に絵本を通してですが触れることができるのも魅力の一つです。

業者に頼まず自分たちで壁紙を張り替えたり、ドアの色を塗り替えたり、ブランコなどの遊具を作ったりするDIY精神。

いろいろな人種が共に助け合いながら暮らす博愛の精神。

主人公の女の子(名前をビフといいます。)は、いつもズボンを履いていてスカートは好みではないという設定からはジェンダー問題、はたまたゴミ問題や自然災害、動物保護、ひいては世界平和に至るまで(いじめの問題もあります。万国共通なんですねぇ。)、子どもたちが積極的に働きかけて問題を解決していく過程は、ワクワクして次はどうなるのかと先を読みたくなるように作られています。

うまいなぁといつも思わずうなってしまいます。

塾に習い事に毎日忙しい日本の子と比べると、本の中のイギリスの子たちはたっぷり時間があり、その時間を自分だけでなく家族であったり、友だちであったり、地域の人であったりと、他の人のために他の人を思い 動くことに使っているのが、読後に心がほんわかと温かくなりながらも羨ましく感じるところでもあります。

YOM-TOXには先にも書きましたように、ワークブック・読本とワークブックの音声動画がついていますが、オックスフォードリーディングツリーの読本自体は書店でも購入できます。

これだけ良いことだらけの本ですが、ただ一つ難点を言えば、薄い本なのに高額であること。もし図書館で借りたり、フリマアプリなどで安く手に入れたりすることができれば、一見の価値はあると思っています。




学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

学習教室ラフラーン







わたしもやるから !

「ここ、どうしても聞き取れません。」 と中二生

「どこ? ああ、of all オブオールとは言ってないでしょう。オボーって聞こえると思うよ。難しいよね。ter なんてルォァーになるしねぇ。だからwaterは、ワルォァーに聞こえるもんねぇ。」


シャドーイングとディクテーションを毎日やりなさいよ、と言っているのに なかなか皆してこないので、ディクテーション用のノートを一人一人に渡しました。

日記をつけるように日付を書いて毎日すること!! そして教室に来るたびにノートをわたしに見せること!!
1年経ったころには英語耳になっているはず!! 頑張って!!





学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

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わかったつもり、は怖いよー!!

washed watched liked stopped talked cooked helped worked walked practiced
語尾の発音がトゥになる単語です。
中2の女の子が「過去形は全て『ド』か『イド』で終わると思ってた。」と言っていました。
何度も映像教材などで正しい発音を聞いているはずですが、改めて指摘してやらねばならないのだなぁ。

わかったつもりにさせないようにしなくては。毎回 気づきのある学習をさせなくては。



学習の根っこが育つ、実感教育。ラフラーン

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音読は効果的

英語の長文読解問題を解くとき、まず和訳された文章を読んでから英文を読むとすっと理解することができます。
和訳は1回と言わず2回3回読み込み、内容をしっかり頭に入れておくと良いですよ。
状況がありありと浮かんでくるくらいに和訳の文を読んでおくのです。

その後で、英文をスラッシュリーディングをしながら前から訳していきます。主語は何か、動詞は何か、形容詞句、副詞句はどれなのかと細かく文構造を意識しながら訳します。

たいていの子はこれで終わってしまいますが、大事なのはここから。
スラスラと読めるまで音読しましょう。何度もつっかえるところがスラスラと言えるまで。
先日の中2生は11回目にやっとつっかえずに読むことができました。

小学校時代、毎日 教科書の音読が宿題に出ていたと思います。
お母さんの前で音読して、連絡帳にサインをしてもらっていたのではないでしょうか。

まずは1週間、毎日同じ英文、そうなんです。この同じ英文というのがミソ、その英文の音読を続けたら1週間後には自分でも気持ちがいいほど読めるようになっていると思います。






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自学を促す英語のテキスト

遅ればせながら生徒たちに持たせる新しい英語のテキストを注文しました。
悩みに悩んで選んだテキスト。学習を作業にさせないテキスト。
今までのモノは定期テスト前に集中して使うことにします。

否が応でも理解に努めなくては解けないので、子どもたちは苦しむことになると思いますが、その分 力はつくと思います。
秋までに一巡させたいと思っています。



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