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チャーシューの月

中学生の夏休みの課題図書『チャーシューの月』を読みました。

児童養護施設が舞台のこの物語は、大人の都合に翻弄されながらも、お互いぶつかり合い 時に助け合って自分の生きる道を選びとっていく子どもたちの様子が 中学生のクールな美香の目を通して書かれたお話です。

うちの教室の近くにも児童養護施設があります。みんな『学園』と呼んでいるようです。教室に来ている子たちの話の中にも ときどきこの『学園』のことが出てきます。どこか自分たちとは一線を画しているのが、話の内容から感じられます。

子どもたちは当然、慣れ親しんだ今の生活を基準に何でも考えます。価値観は毎日の生活の中で育ちます。経験しなければわからないことはいっぱいある、人の価値観を共有することは難しい。人を傷つけても気づきもしないことって残念だけどあるのです。

この『チャーシューの月』をできれば家族で読んでほしい、と思います。